やっぱり快適インターネッツが最高!

先日住居環境が変わって、否応無くインターネット回線を新しくした。
今までは速度重視でNURO光で爆速インターネッツを楽しんでいたが、移転先は一世代前の集合住宅で基本的にフレッツ光100メガ(しかもマンション内はメタル回線のVDSL)かCATVの2択しかなく、CATVはダウンロードが320メガと早いもののアップロードが10メガと遅く、個人的に最初から選択に入らなかった。
実質フレッツ光しか選択肢がないのだが、ここ数年で契約者数が増加したのと昨今のストリーミング動画サービスなどで回線がかなり厳しくなっているらしい、そこで次世代ネットワークのIPv6に希望を託す事にした。

先ずはプロバイダ選びだが回線接続以外のサービスは特に利用しないのでIPv6が無料で使えるSo-netにて光コラボレーションを契約。数日後NTTの工事が来てモデム設置を行い、これで回線周りは準備万端!

次にルーターの設定に行きたいが、その前にフレッツ光が遅い原因は、フレッツ内(NGN網)からプロバイダへ接続するPPPoE方式の終端装置が混雑を起こしているのが原因だ、そのためプロバイダ側がいくら回線などを太くしても解決しない。ここをNTTがガシガシ増設してくれれば良いのだが、大人の事情でなかなか進まないらしい。。。
この状態でインターネット接続を利用すると23時頃の混雑時では1~3Mbps程度と10年前のADSL以下のスピードしか出ず、正直WiMAXなどを契約したほうが遥かにマシになってしまう。

これを回避するには、これからのネットワークIPoEのIPv6接続を利用すると良い。といってもIPv6をただ利用するだけではGoogleやYouTubeなどIPv6対応のサイトしか早くならず、まだまだ主流のIPv4サイトは遅いままなのでIPv6にIPv4のパケットを包み裏ルート(PPPoEの終端装置を通らない)で通信することでIPv4も速い速度で利用することが出来る。
このIPv6にIPv4を載せて通信するサービスはいくつか有るのだがSo-netではIIJなどが提唱するDS-Liteが利用できる。ただDS-Liteを利用するにはどのルーターでも使えるというわけではなく、家庭用向けではBUFFALOやアイ・オー・データが販売している対応ルーターが必要だ。

私は無線LANも評判が良いBUFFALOの「WXR-1900DHP3」(同機種で型番違いがあるので安いものがオススメ)を使うことにした。説明が長くなったがやっとルーターの設定へ、通常のインターネット接続ができていれば設定というほどもなく、IPv6接続方法の項目で「NDプロキシを使用する」を選ぶだけだ。これでIPv6 IPoE方式で全てのサイトが利用でき快適ンターネッツが利用できるようになった!ステータス画面でIPv6項目がNDプロキシ接続になっている事を確認。

それでは速度を確認してみる、夜の0時前後にSpeedtest by Ooklaサイトで計測。
IPv4では下り2.58Mbps、上り39.16Mbpsだ。うーんやっぱり遅い。。。

お次はIPv6+DS-Lite、プロバイダの表示部分がINTERNET MULTIFEEDとなる。速度は上り66.46Mbps、下り59.87Mbpsまで出た!これでMMORPGもフルHDの動画なども快適に見れるようになったぞ!

NURO光と比べると10分の1程度の速度だが、100Mbpsプランで更にVDSLということを考えるとまずまずの速度ではないだろうか。フレッツ光を利用していて速度が出ないことに悩まされている人は是非参考にしてみてくれ。

最後にNDプロキシを設定しているのにIPv6に切り替わらない場合は、設定画面で一度インターネットの接続を繋ぎ直すと正常に切り替わるようなので。困ったら試してくれ。

DS-Liteの詳細はIIJのブログを参考

このエントリーをはてなブックマークに追加
PR 気になる広告でしたらポチッ!