サーバー運用、メンドウなことがいっぱいですね。ストレージが足りなくなるとSQLも起動しなくなってサービス全体が利用できなくなることも・・・そんなことになる前にストレージ容量は余裕をもって運用しておきましょう!
今回はGMOクラウドのALTUSでの説明です。ALTUSは初期ストレージ容量が20GBですが、大きめファイルを扱うサイトでは直ぐに容量がいっぱいになってしまうので、30GBのディスクをrootディスクに追加していきます。最近のクラウドはだいたいLVMを利用していると思いますのでCentos6系で進めていきますが、他のサービスやCentos7系でも概ね問題ないと思います。
それでは早速始めていきますよ!

先ずクラウドのコントロールパネル(コンソール)にログインして、データディスクを作成しクラウドサーバーへアタッチして下さい。

ここからはサーバーへSSHでログインしルートでの作業です。
先ずは現在の容量確認。「/dev/mapper/VolGroup-lv_root」ディレクトリが利用できる部分です。約18GBあって残り6GBぐらいですね。

先ずアタッチしたデータディスクを確認しますが、最初にディスクを追加した場合大体「/dev/xvdb」に割り当てられていると思います。念のためfdiskでどこに割り当てられたか確認しておくのが良いかもしれません。

それでは物理ボリュームを割り当てます。おまじないみたいなものですね。

どのボリュームに追加するかボリュームネームを確認します。「VolGroup」ですね。

ではグループにディスクを追加します。

ディスクを追加したあとボリュームサイズを確認。19.51 GiBが49.50 GiBに増えました!

ボリュームグループの容量が増えたので次にボリュームパスに増やした分を割り当てます。念のためパスを確認「/dev/VolGroup/lv_root」ですね。

では増やした分をすべてを割り当てます。

念のため確認。47.54 GiBに増てますね。

ボリュームパスの容量が増えたので、最後にファイルシステムを拡張します。大体ext3かext4だと思うのでこちらで。パスはOSから認識するルートディスクのパスです。

これで一通り作業が終わりました。ではルートディスクの容量を確認してみましょう。おお、約49GBになりました!やった!これで当分ストレージに余裕を持って運用できそうです。

クラウドではディスク容量がだいぶ安くなってますので、不要なファイルを探して削除していくよりも容量を増やしたほうが早いかもしれませんね。

それでは無理のないサーバー運用していきましょう!

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