台湾で開催の「Computex 2017」にてついに最強デスクトップCPU『Core i9シリーズ』が発表されたました。
細かいスペックは諸先輩方の記事に任せますが、最大の特徴は何と言ってもコア数が18コア-36スレッドになった事!これはこれまでデスクトップの最上位Core i7(6950X)が10コア-20スレッドなのでなんと2倍に迫る並列処理が出来ちゃいます。
ただ、すごい並列処理ですが、利用するソフトや処理内容によっては大きなメリットは生まれなさそうです。Core i5の4コア-4スレッドでも大抵の作業は余裕を持ってこなせますからね。オフィス系ソフトや映像再生、インターネットの閲覧などでは宝の持ち腐れになってしまうかもです。とはいっても重い作業をこなす人たちや、最強PCを目指す人たちにはかなり魅力的なCPUになりそうです!

今後のCPUですが、現在Coreシリーズの最新Kaby Lakeの製造プロセスが14nmまで小さくなっているものの、電子のトンネル効果などを考えるとこれ以上の小型化はなかなか難しくなってきそうです。もう少しの小型化や、いずれは量子コンピューターが出てくるのでしょうが、当分はコア数が多くなっていく方向なっていくのかと思われます。
CPUの発展がなかなか難しくなっていますが、コンピューターのブレイクスルーの為にも処理速度アップと省エネ化には常に期待しています!

インテルプロセッサーページ
http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/processors/core/x-series.html

詳細スペックはPCWatchがおすすめ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1062299.html

※画像はインテルより

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